今週買った音源が届いた。
キーマカリーズの『暮らす・透明』の7インチ
くるり『THAW』
今このくるりのアルバムを聴きながらコカ・コーラ謹製こだわりレモンサワー檸檬堂(スーパー美味しいですこれ)を胃袋に入れつつ、上添のセルフライナーノーツを曲ごとに読んでいる。合間にこれを書いている。
レコードに関しては今レコードプレーヤーが無いため、積ん読状態。積ん聴といった方が正確か。
さすがにレコードプレーヤーそろそろ書い直したい。もう欲しいものは決まっている。
いつか僕の音楽鑑賞の手段はサブスクに移行するのだろうか。世間はとっくにそうなのだろうが、未だに物質として音源を求めてしまう。本もそうだ。電子書籍の方が絶対便利だ。好きな一節やページをブックマークできるし、どこへ行くにも何十冊と持ち歩いてるようなものだ。時代の変化について行けてない。
ただ、好きなもので自分の部屋が溢れていることは何にも変え難い心地よさがある。
昨日の昼過ぎ、営業で環八の外回りを走っていると歩道橋を通るたびに数人ずつの人が歩道橋上で立ち止まっていた。
気づく。 そうだ、今日はブルーインパルスが上空を飛行する日だ。
歩道橋だけでなく、それぞれの会社の屋上にて待機している人もちらほら。スーツ姿のお兄さん。作業着のおじさん。それぞれ、みんなが同じ空を眺めていた。何だかそれは花火大会に似ていた。結局僕は建物と建物の間から空を駆け抜ける飛行機をほんの少しだけ見ることが出来た。雲を弾き飛ばすような爽快さで一直線に駆け抜けていったブルーインパルスは、飛行機が飛んだってこの状況は変わらない、と斜めから見てしまっていた僕の醜い心もどこかに飛ばしていった。うわあ、と僕は一人車内で思わず声を漏らしていた。