3月2日溺愛日記

 

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妻と4ヶ月になる息子はコロナ、家庭の事情、その他諸々の理由で今も地元で暮らしている。僕の住む家から電車を乗り継いで約2時間くらいかかる距離だ。加えて土曜出勤も度々あるので僕が地元に戻るのは2週間に1度のペース。

 


中村一義 - 「生きている」

 

息子は帰省するたびにむっくりと重くなり、泣き声も力強くなり、出来ることも多くなっている。今、首は完全にすわっており寝返りやハイハイもいつの間にか出来ているのだろう。赤ちゃんの成長スピードに驚く。2週間もあれば、赤ん坊は親をびっくりさせることくらい余裕なのだ。間近で日々の成長を見ることが出来ないのは寂しいけれど、妻が日に何個も動画や写真を送ってくれるのでそれで気持ちをまぎらわしている。妻も文明の発達もどちらもありがたい。

 


LOVER SOUL

 

息子の泣いている姿が大好きだ。もう大人になってしまうとおいおいと声をあげて泣くことなんて皆無なわけで。おそらく空腹や不快であることを表明しているその姿は、必死に生きようとしている動物そのものの美しい姿に見えて胸にくるものがある。こちらの目頭も熱くなってしまう。

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  キングクリムゾン

 

「可愛い」と感じる感情の最大値が更新された。長澤まさみ新垣結衣吉岡里帆、、その他古今東西の美女を見ている(もちろん画面越しではあるが)ときをも凌ぐ、この胸の高まり。

恐ろしい。親バカとよく言うが、赤ちゃんがバカ製造機なんだと言った方がしっくりくる。

しょこたんが飼っている愛猫、マミタスに彼女はよく齧り付いてたが、あの気持ち今ならわかる。

 

息子は朝、目覚めると必ず笑顔でこっちを見てくる。太陽に照らされた明るい部屋に安心するのか、親の顔を見て嬉しくなるのか、理由はよくわからないが、必ず目覚めると笑顔を振りまいてくれるのだ。つつがなく迎えられた新しい朝に感謝しているみたいにも見えてくる。

新しい朝を迎え、嬉しい気持ちで起き上がったことなんて社会人になってからはおろか、記憶の限り1回も無い僕はハッとさせれた。

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息子が朝、笑顔で迎えられる日が1日でも長く、多く続いて欲しい。その為に自分がしてあげらることはなるべくやってあげたい。

 

妻も今、大分苦労をしているはずだ。少なくとも肩はこり、手首は痛み、慢性的な寝不足な状態だろう。せめて自分が地元に帰ってる間は少しでも、いや、できるだけのことを最大限やるのだ。